株式会社ジャパンイマジネーションが展開しているアパレルブランド「セシルマクビー(CECIL MCBEE)」が、2021年2月までに渋谷109の店を含む全43店舗を閉店することが明らかになりました。
セシルマクビーの直営店の閉店に伴い、
- 閉店セールはあるのか
- 43店舗の閉店するタイミングや閉店する理由
- 今後のセシルマクビー通販での販売は継続されるのか
等を調べてみましたので、是非最後までご覧くださいね。
セシルマクビーの閉店セールはある?
【業績不振】「CECIL McBEE」店舗閉鎖へ、新型コロナが追い打ちhttps://t.co/J3NAbzDTm4
ギャル系ブランドで一時代を築いたが、ブーム終了後は売上減に歯止めがかからず。経営体力があるうちに事業を縮小する。 pic.twitter.com/3lgRSft8lG
— ライブドアニュース (@livedoornews) July 20, 2020
現在のところ、セシルマクビーの閉店セールに関連した情報は発表されていません。
2021年2月までに全店舗を閉店するとのことなので、店舗が閉店するタイミングでセールが行われる可能性は高そうですね。
いつ実施されるのかはまだ分かっていないのですが、閉店の1か月前からセールが始まる可能性はあります。
というのも、今年4月に移転したセシルマクビー天神コア店では閉店の1か月前からセールが始まっていたからです。
セシルマクビー渋谷109店は2020年11月に閉店することが決まっていますので、1か月前の10月頃から閉店セールを行うことが予想されます。
しかし通常通りであれば1か月前なのですが、今回の場合は全店閉店なので、閉鎖に伴い在庫処分の必要性があることを考えますと、夏のセールからかなりの値下げを行うのではないかと考えられます。
閉店セールの情報が入り次第お伝えしますね。
セシルマクビーの店舗閉店スケジュールは?
「CECIL McBEE」店舗撤退へ 新型コロナウイルス影響で#CECILMcBEE #セシルマクビー #セシル閉店
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— ファッションニュース by モデルプレス (@mdpr_fashion) July 20, 2020
セシルマクビーの店舗の閉店スケジュールは、2021年2月までに43の全店舗が閉店することになっていますが、同時に閉店するのではなく店舗それぞれがタイミングを見ながら閉店するようです。
今のところ閉店がわかっているのは、東京にある「ルミネ北千住店」が8月2日に閉店すると7月2日に発表されています。
閉店するどの店舗も、不動産管理会社との賃貸契約に応じて手続きをするでしょうから、閉店のタイミングも各店舗によって異なるんですね。
一方、渋谷109店については2020年11月を予定していると発表されています。
2019年11月のリニューアルから1年で閉店することとなりました。
渋谷109店は、全盛期には月1億円ほどの売り上げがあったという特別な店舗だったので、本当に残念ですね。
セシルマクビーの閉店の理由は?
セシルマクビーが閉店がする理由は、新型コロナの影響で店舗運営の継続が厳しくなったことです。
また緊急事態宣言による店舗の臨時休業や営業時間の変更も大きく影響し、賃料などの負担に耐えられないため閉店を決めたとのことです。
1987年に設立された「セシルマクビー」は、1996年に渋谷のファッションビル「渋谷109」のブームとともに人気が高まり、セクシーカジュアルを支持した“ギャル”層の象徴的ブランドとなりました。
2000年〜2013年では渋谷109で売上No.1を記録していましたが、比較的低価格なファストファッションの上陸、ギャルブーム衰退により、売上は減少してしまいます。
それでセクシーカジュアルからフェミニンカジュアルへと、今の時代に合わせたトレンドを追う方向性へと転換し、2019年11月9日に主力店である「渋谷109店」を全面リニューアルオープンして立て直しを図っていました。
しかし2020年2月末ごろから新型コロナウイルスの影響で業績不振に陥り、今回のような店舗事業撤退の運びとなりました。
コロナショックがダメを押した形でしょうか?
- ギャルブーム衰退後は業績不振が続いている。
- 新型コロナで業績がさらに悪化している。
- 赤字が続いている。
こういった理由を踏まえて、経営体力があるうちに事業を大幅に縮小し、今後に向けて立て直しを計るということです。
その点木村社長は、今回の店舗事業撤退については「英語のリストラクチャリング(事業再構築)」という言葉が当てはまること。
また「コロナショックもあって、このままだとちょっと危ないというのは事実。だからこそ、そうならないうちに事業を再構築する。退却できる部分は退却し、成長できる部分を残そうと考えた。」とおっしゃっています。
現在はリストラも同時に進められていて、従業員約570人を解雇するとみられています。
木村社長の話によりますと、できる限り手厚い再就職支援を行ったり、会社として人材紹介企業と契約し、必要に応じて相談に乗るようにするとのことです。
さらには最後まで給与の支払いをし、退職金も条件通り出すとおっしゃっています。
やむを得ない状況とはいえ、誠意を感じられますね。
解雇される方々が、どうか無事に再就職でき生活に困らないようにと祈らずにはいられません。
セシルマクビーの今後の予定は?ネット通販は継続する?
セシルマクビーの通販やブランド自体はどうなるのでしょうか?
今回のニュースでは、セシルマクビーは2021年2月までに全店舗が閉店するといった「店舗事業から撤退」するというものです。
ですから今後はブランド名は残して、オンラインストアでの販売や直営店ではないところでの販売継続が見込まれています。
実際に、ジャパンイマジネーションは「セシルマクビー」のライセンス事業は継続していくと発表しています。
併せて「セシルマクビー」の商標権の管理は行うとのことです。
ライセンス事業を継続するということは、ジャパンイマジネーションが「セシルマクビー」の名前を第三者に使用を許可することと言えます。
つまり「ブランド貸し」と呼ばれるものですね。
店舗は閉店されることとなりますが、「セシルマクビー」の名前は残るため、ブランド自体がなくなるというわけではないようです。
ただ事業譲渡などによって、「新しいセシルをやらせてほしい」という外部からの声はあるようですので、これまでのセシルマクビーのイメージとは異なった、新たなセシルマクビーとしての展開が予想されますので、今後の動向が注目されそうです。
ですので今後の展開次第では、セシル・マクビーの商品がネット通販で購入できる可能性があるかもしれませんね。
こちらは楽天で販売されている、おしゃれなバックです。
どれも素敵ですね。
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最後に
「ギャルブランドの王道」として10代20代の女性を中心に絶大な支持を集めてきたセシルマクビー。
今の時代に合わせてトレンドを追い、フェミニンカジュアルへと方向転換し立て直しを図っていたところに、まさかのコロナパンデミック。
もしコロナパンデミックが起こっていなかったなら、事態は変わっていたでしょうか?
何とも言えません。
でも現在こうなってしまった以上、経営体力があるうちに事業を大幅に縮小し今後に向けて立て直しを計るため、店舗事業撤退を選んだことは賢明だったと思います。
そしてネット通販の強化などでリストラクチャリング(事業再構築)を図るなら、セシルマクビーのブランドは生き残る可能性は十分にあると考えられます。
注目のセシルマクビーの閉店セールについては、セシルマクビーの直営店でもう買い物が出来ないとなると、最後にたくさん買っておきたいと思われる方も多いことでしょう。
店舗で購入できる最後の機会となるため、ファンが殺到する可能性があるので、その際は感染対策も求められそうですね。
是非、安全のうちに良いお買い物ができますように。